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夜の虹を架ける 四天王プロレス「リングに捧げた過剰な純真」 (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2019/2/6

スポーツ, スポーツ (本), 市瀬 英俊


夜の虹を架ける 四天王プロレス「リングに捧げた過剰な純真」 (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2019/2/6の表紙

によって 市瀬 英俊

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家族が寝静まった日曜日の深夜。 眠い目をこすりながら、チャンネルを合わせるとテレビ画面に映し出されるあの男たち。 キック、逆水平、エルボー…痛みがダイレクトに伝わる打撃。 パワーボム、ノド輪落とし、ジャーマン…見ている自分の息が詰まる投げ技。 倒れても倒れても、何度も立ち上がる男たち。 繰り返される2・9の攻防。 頑張る、あきらめない、手を抜かない。 そんな言葉は口にせずとも、そのすべてをリング上で体現する闘い。 最後の力を振り絞って放たれた急角度のスープレックス。 3回叩かれるマット。乱打されるゴング。鳴り止まない拍手。 妙に冴えた目のまま、布団にもぐり込む。 明日、僕も頑張ろう。今日よりちょっとだけ。前を向いて――。  90年代、リングに熱狂を呼び込んだ「四天王プロレス」。  そこにいた4人の男――三沢光晴、川田利明、田上明、小橋健太。  投げっ放しジャーマンやエプロンでの攻防に象徴される激しい闘いは、 多くのファンを魅了し、海外を含めたのちのプロレスシーンにも大きな影響を与えた。 その一方で、2009年6月の三沢の死を境に、「やり過ぎ」だったとする 四天王プロレス批判があがったのは事実だ。 あの時代、闘いの当事者たちはどのような思いを胸にリングに上がり、 そして今、どのように考えているのか。元週刊プロレス全日本番として日々、 王道マットの取材を続け、またジャイアント馬場からの信頼も厚かった「一休」こと市瀬英俊記者が記す、 「明るく、楽しく、激しいプロレス」の真実――。 「投げっ放しジャーマンの受け身なんて、どう考えたって取れるわけがない。 そんなの試合でやらない限り……。誰もそんなケガするようなこと、教えてくれるわけがないし。 そんな受け身、ないからさ。試合が終わって生きていることに感謝っていうぐらい、 ホント、何回もこれ死んだかなと思うことがあったよ」(川田利明) 「せっかくプロレスを見に来てもらったんだから、喜んで帰ってもらおうと。 それは常に思ってたよね、プロとして。なーんだ、っていう思いで帰らせるわけにはいかない。 でも、セミの試合がワーッと沸くじゃない。オイオイ、と思ったよ。 どうすっか、やばいなあって」(田上明)「三沢さんとプロレス観について話し合ったことはないですけど、 お互いに覚悟を持って前の試合を乗り越えようとする気持ちがぶつかり合った結果なんですよね。 無謀なことをしようとか、そういうのはまったくなかった」(小橋建太) 「日々、何か違う自分を見せていこうというのは三沢さんたちであって、 俺はその場を必死に頑張るだけだから。ああしよう、こうしようではなく頑張ってつなごう、 最後まで残ろう。攻めじゃなくて、受けが俺のスタイルだから」(菊地毅) 「カウント2・9の攻防だけが四天王プロレスのように言われますけど、そうじゃないんですよ。 皆さんがテレビで見ていたのはスゴイところばかりですけど、地方の会場ではそうじゃない 細かいところをやってましたから」(秋山準) 「思っていた以上に凄かったです。ひとことで言えば、体を張ってるな、と。 怖いぐらいですね。攻めててもね、よくここまで受け切るな、と」(馳浩) 「他団体のレスラーからやり過ぎの声が挙がるのだとすれば、それはできないことのジェラシーだよ」(和田京平)

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